青の洞窟

青の洞窟は、本家イタリア、ナポリにあるカプリ島が有名ですが、沖縄版 青の洞窟は沖縄本島北部の恩納村、真栄田岬にあります。
本家イタリアの青の洞窟が小さな船で入るのに対して、沖縄版 青の洞窟はダイビング、シュノーケリングで入ることが出来ます。
内部の大きなは奥行きが約40m、幅が約4m内部に向かって左側に水面が青く光る神秘的な空間があります。
青の洞窟は琉球石灰岩でなり、海の浸食で出来た自然の洞窟で地元ではクマガーガマと呼ばれ海が荒れた時に避難場所になることもあります。

青の洞窟 イメージ青の洞窟 イメージ

青の洞窟では2種類の青を見ることが出来ます。水面の青と水中の青です。この青は時間や季節と天候など、日によって違うので青の色は無限大とも言えるでしょう。
青の洞窟は終日青を見ることが出来ますが、出入り口は東を向いているので、朝の早い時間は洞窟の内部まで光が入り込み、より青が明るく引き立って見えます。

青の洞窟の神秘の青がつくられる理由は、洞窟内部に水面があること、海底に白い砂があること、そして太陽の光が差し込むことで青く見えるのです。太陽の光が差し込み海底の白い砂に反射します。差し込んだ光の成分(虹の色を想像してください)の大部分は水に吸収され残った光の成分が神秘的な青となるのです。