ログ付け・ログブックとは?

ログブックログ付けとは、ダイビング後を行ったその日に、ダイビングの記録をログブックに付けることです。ログブックは、ダイバーの活動記録を残しておくための日誌のようなものです。
ログ付けは英語では log(ログ)、日誌などを記入するという意味で loging(ロギング)と呼ぶこともあります。

ログブックにログが付けてあると、初めて行ったダイビングショップのインストラクターが、あなたがどのようなダイビングをしてきたか、どの様な趣味趣向があるかが分かります。潜水本数、日付、ポイント名、エントリー/エキジット時刻(潜水開始時間/潜水終了時間)、水温/気温、ダイブタイム(潜水時間)、最大深度/平均深度、使用タンクの種類、空気残量、海況、透明度、スーツ種類(何を着ていたか)、ウェイト量など記録し、バディやインストラクターなど一緒に潜った他のダイバーにサインをしてもらいます。ここまではログブックに最低限記録しておいた方が良い項目です。

ログ付けをする意義は、日本国内ではその日一緒にダイビングした人とコミュニケーションの場であったり、海や生物の知識を高める場でもあります。知らなかった魚や生物の名前が分かれば、ダイビングがより楽しくなるでしょう。

ログブックは自分のダイビング経験を証明する物なので、必ずCカードと一緒に持っていましょう。ダイビング前にインストラクターが、ログブックでその人のレベルや経験を確認し、その日のダイビングのプランなど決める資料となります。
また、コミュニケーションの取りにくい海外では、外国人インストラクターやバディがログブックの記録内容を重要視します。ログ付けの記録がきちんと付いていない場合、行きたいポイントに行けなかったり、チェックダイビングをさせられることもあります。

ログ付けはダイバーのダイビング履歴を証明する大切な記録ですので、ダイビングライセンスを取得する時にも必要です。また、プロのダイバーになる時、必ずログブックを提出して確認されるものですので、プロダイバーを目指す方はバディのサインまでしっかり貰っておくことが大切です。