ダイビングをするために沖縄へ来る人はもちろん、体験ダイビングの問い合わせの時などにも「沖縄ダイビングのベストシーズンは?」と質問されることが多いです。
一般の人が考える沖縄ダイビングのベストシーズンとインストラクターが考えているベストシーズンは少しずれていると思います。
一般の人は7~9月がベストシーズンと考えていることが多いですが、そこはまさに台風シーズン。台風が来なければもちろんThe真夏で水温も気温も申し分なく、初心者の体験ダイビング、シュノーケリングから上級者のファンダイビングまで楽しめます。しかし、7月の海の日(7月の第3月曜日)以降~8月末までは旅行代金が最も高い時期です。せっかく高いお金を払ってきたのに台風では目も当てられません。
この時期でしか休みが取れない方は仕方がありませんが、もし休みが自由に選べる方はぜひ以下の2つの時期で、沖縄のダイビングをご検討ください。
まずは梅雨の明ける6月最終週ぐらいから海の日(7月の第3月曜日)前まで
水温は上がりきる少し手前の27℃位、梅雨明けしているので、気温はもう真夏。台風の可能性も少なく、旅行代金もまだ高くない。ここを選ぶ人があまりいないので、ダイビングのボートやポイントも空いていて本当に良い時期です。体験ダイビングで青の洞窟などをご希望の方は、洞窟内がシーズン本番よりかなり空いている穴場の時期です。慶良間のダイビングでは直前でも比較的予約が取りやすいですが、夏本番のシーズンは早めに予約をしないとボートの予約が取れずにお断りすることもありえます。
もうひとつは10月頭から少しの寒さが大丈夫であれば11月半ばまで
学生の夏休みも終わり、空いてくる時期でここも旅行代金がピークからはかなり落ちてきます。台風の可能性もかなり減りますし、まだ海況も安定している日が多いです。水温は気温の2ヶ月遅れで下がり始めると言われていますので、まだまだ暖かい。朝晩の気温は肌寒くなってきますが、内地から比べればまだまだ暖かいです。
この2つの時期を選んでいただければ、1組貸し切りでインストラクターを独占なんていうこともしばしば。ダイビングポイントを独占なんていうこともあります。
沖縄のダイビングを計画中の方は、まずはこの時期を検討してみてください。いろいろと良いことがあると思います。